畑のかおりたいむ 2021
土と繋がった手しごとがこころの安心となり。。
自然なおいしさが身体の免疫をととのえる。。
農的ホメオパシーの暮らしを楽しむワークショップです
今だからこそ大切な ”生きること” お伝えします
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風織のワークショップ に参加された方に感謝の気持ちと、初めての方にのおさそいの気持ちで、このページをご用意しています。 ごゆっくりご覧ください🌿
・・初回から順に最新の回を下部に載せています・・
庭の草たち こんにちは!! 摘んでみる 食べてみる
2021.05.08. Sat.
雪どけのあと、庭に生えてきた草たち、よく見てみると食べられるものが沢山あります。土の上に立って、摘んでみました。。おいしく食べました。。
↓ みつば よもぎ たんぽぽ にら すぎな ↓
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はじめは「えっどれ?ほんとに食べれる草あるの?あぁっふんじゃった?!」という感じでしたが、野草を見つけるのがとっても上手なご参加の方々^^ 無心に草と繋がらなくちゃ見えてこない…
お陽さまから降り注ぐエネルギーを足の裏から地面にアースすると、身体に野草探知のスイッチが入ります^^↑ 身体は自分に必要な草をかぎ分けるのですね、春の心と身体に必要な、春の食糧。。にぎやかにもくもく摘んで大収穫^^
にらには解毒作用、すぎなには利尿作用、みつば、よもぎにはビタミンA、ビタミンCなど含まれていて、たんぽぽは肝臓を強化して春のデトックスを助けてくれる… 摘みたての野草は、台所に運ぶと食糧に変身します。
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ちいさな人たちも一生懸命、だいじにごはんを作ってくれました。手際よく台所に立ってくださった方々、ありがとうございました^^ さて、
いただきます ‐人‐
*フィトケミカル出汁のにら玉スープ
*風織のお豆さんとみつばのサラダ
*よもぎの天ぷら
*すぎな茶とすぎなクッキー
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おいしいおいしい野草でした。食後は種蒔き。。野草の季節が過ぎたら、こんどは畑で育てたやさいやハーブを食糧にする準備です。 この種なんだぁ^^
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よく食べたり飲んだりしている野菜やハーブでも、種だけ見ると何の種だか分かりませんね、 こたえは…サンチュとカレンデュラ。ついでに、今日収穫したニラの種も観察して、蒔いてみました。レメディ―を入れた水をたっぷりかけて、お持ち帰りいただきました。良い芽がでて良く実りますように🌿 種のこともお話しました。土のこと、ミネラルのこと、腸のこと、などなど、繋ぎ合わせてみていると、自然のサイクルが見えてきます。
今日の手しごとが、明日からの心と身体の糧になりますように。熱心にご参加くださった方々、庭に良いエネルギーを振り蒔いてくれたちいさな人たち、ありがとうございました🌿
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季節とともにまた次回に続きます ‐人‐
カレンデュラオイル作り
2021.05.16. Sun.
カレンデュラの花の橙色のまぶしさは、畑で見ても花束で見ても、心と身体に自然な元気を届けてくれます。ホメオパシ―をはじめ、自然療法の手当てに欠かすことのできないメディカルハーブです。今回の 畑のかおりたいむ では、ハーブの先生をお招きして、本格的にカレンデュラについて教わりました。カレンデュラのハーブティー、カレンデュラオイルと軟膏作り、そしてポットの土にカレンデュラをはじめハーブの種を蒔きました。
🌿盛り沢山のハーブタイム、こちらからどうぞ🌿
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← こちらがカレンデュラの花。前年に風織畑で咲きました。ただ眺めているだけでも癒される優しい花ですが、ハーブの先生のお話しにさらに癒されました🌿
カレンデュラの学名の意味、一般的なマリーゴルドとの違い、主要成分のひとつひとつの特徴、人体への作用、温浸剤としての使用方法、アルコールに漬けるチンキの特徴、浸出油の特徴と抽出成分、など分かりやすく解説して下さいました。お茶として飲む、オイルに漬けて外用する、ミツロウを使って軟膏として外用する、それぞれの特徴や使い方も教えていただきました。
↓カレンデュラの花のみのお茶 * ヨモギとスギナをブレンドしたお茶↓
ほんのり苦味のある優しい味と、カレンデュラの花の橙色が溶け込んだきれいなお茶の色にうっとり。。ゆっくり香りを利くと心の底からほっとします🌿 そこに春のこの時季に新芽を伸ばすヨモギとスギナ をブレンドすると風合いががらりと変わって、しっかりと薬草としての深みのある味と香りになりました。スギナは風織の庭から摘んできて乾燥させたもの。季節のお茶に、皆さんこころがほぐれたご様子。。
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実習はさらに続いて、軟膏作り🌿 先生が事前に仕込んでくださったカレンデュラオイルにミツロウを湯煎して加えて軟膏を作りました。お部屋の中はカレンデュラの香りに包まれて、つぎつぎと瓶詰めが仕上がり。。↓
↑ 橙の色鮮やかな乾燥したカレンデュラの花。色がきれいなほど効能も高いそうです。瓶に乾燥花を入れてマカデミアナッツオイルを注いで漬け込みました。カレンデュラオイルです。これは2~3週間置いてから漉して仕上げます。オイルにカレンデュラの色素が浸出していくところを眺めて仕上がりを待つのも楽しみです🌿
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♪お昼ごはんの時間♪
皆さんで一緒に作りました。手分けしてにぎやかに。。ご協力ありがとうございました^^
前川金時の玄米ごはん
…風織畑の前川金時をえのきだけと一緒に炊き込みました
みつ葉ともちきびのスープ
…フィトケミカルの出汁を使って摘み立てのみつ葉のスープです
凍み豆腐のから揚げと大豆マヨネーズ
…風織畑の大豆を使ったマヨネーズです
畑に野菜が育っていないこの時季は水栽培のスプラウトをトッピング
玉ねぎとふのりのマリネ
…道産のふのりを使って海のものをとり入れました
にらの辛味噌和え
…摘み立てのにらを湯がいて、昨秋のかおりたいむで作った瓶詰めの
辛味噌で和えました
*おいしいひととき*
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午後はポットに種まき。もちろんカレンデュラの種も🌿 そしてレモンバジルとホーリーバジルの種も蒔きました。こころと身体に届くメディカルハーブ。。教わったカレンデュラのお茶やオイルを素材を育てるところから作れるようになったら嬉しいですね。
思いのほか小さな種。。見失わないようにていねいに土に入れていきます。
一粒の種が芽を出して葉をつけて、花をつけて。。その葉を食したり身体のケアに使ったり、こころを癒したり。。そしてまた種をとって。。使ったあとの葉や花殻はまた土に返して。。この自然な循環が、暮らしの一部になると、自然とこころと身体がととのってきます。自分の身体を自分で守るフィトセルフケアを、小さな種を蒔くところから実感するひとときでした🌿
お持帰りいただいた種たち、元気に発芽しますように。。
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新芽を摘んで乾燥させたよもぎと三年番茶のお茶を飲みながら、話題は尽きることなく、楽しい情報交換のひととき、良いエネルギーが生まれ、やさしい空間が生まれていました。ご参加の方々の明日からの生きる糧となりますように。
*ご参加の方々の感想から*
自然と共に生きていく暮らしはすぐ手の届くところにあるんだなと思いました。
誰かが作ってくれたごはんを誰かと一緒に食べることが本当に嬉しかったです。
とっても楽しかったです。種まき後の水やりは優しくですね。
種を見る事ができて感激でした。毎日をいつくしんで過ごす事ができます。発芽が楽しみです。
家に帰ってから作れるお料理だったので嬉しかったです。
初めてオイルとクリーム作りをして楽しかったです。
種をまくのは初めての経験でとてもワクワクしました。ハーブの成長を見るのが毎日の楽しみになります。
ご参加の皆さま ハーブの先生、ありがとうございました ‐人‐
*季節とともに次回に続きます*
土に立ってみる
2021.06.05. Sat.
雨が続いた後、気温が上がり、庭の緑も日ごとに茂ってきました。もともとこの土に生えている野草と、夏に向けて育っている野菜と、昨年までの畑から移植した宿根のメディカルハーブが、仲良く根を伸ばし始めました🌿 今回は、土に上に立って、どくだみ、ねぎ、チャイブ、みつば、よもぎを摘みました。カモミールのフレッシュハーブを味わったり、野草茶を作ったり、季節の手しごとも楽しみましたよ。
*では、かごをもって庭へ行ってきます^^*
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←チャイブ。花芽が上がってきました。つぼみのついた茎は硬いので、葉の部分を摘みます。
図鑑によると、アサツキと同じ学名。ねぎのように薬味に使います。
↓どくだみ ↓よもぎ
↑ねぎ ↑みつば
←草の中にたのしそうに
しゃがみ込んでいる
ご参加の方々^^
どくだみを摘んでいます🌿
どくだみは洗って日干しして
お茶にします。
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チャイブ、どくだみ、よもぎ、ねぎ、みつばを摘みました。
お昼ごはんの材料です。
ジャーマンカモミールも摘みました。
摘み立てハーブでお茶のじかん。。
カモミールのメディカルハーブとしての特徴をお勉強しながら🌿
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摘み立ての野草たちの鮮度が良いうちにお昼ごはんを作ります!
ねぎは餅麦といっしょにスープに。
どくだみとよもぎは米粉の天ぷらに。
チャイブはしょうゆ漬けにして大豆ドレッシングに。
みつばはたまごとじに。
わたしが天ぷらを揚げている間に、
ふり向くと素適なワンプレートができ上がっていました!
こんな素朴な食糧。。
こんな素適な食事。。
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皆さんセンス良く作って下さって、ありがとうございます
いただきます 人
ハート型のどくだみの天ぷらが可愛らしい。チャイブのしょうゆ漬けにふのりを加えて磯の香りのドレッシング、大豆は昨シーズン風織の畑で採れたもの、旬のレタスにたっぷりのせて、赤ラディッシュのスプラウトをトッピングしました。。米粉を天ぷらの衣に使うとかりっと揚がります。
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おいしいごはんのあとは、野草茶作り。事前に摘んで日干しした、どくだみ よもぎ すぎな を使いました。
それぞれざっくり刻んで、どくだみは陶板で乾煎りして、ブレンドしました。
食後のお茶に、さっそく土瓶で煮出して。。待っている間に、この日摘んだ野草たちの特徴をお勉強。。何気なく眺めていたり食べていた植物にも、それぞれ成分の特徴があったり、薬効があるのですね、あらためて勉強すると、植物の奥深さに気付きます。
旬のもの 自分と同じ空気を吸って育ったもの 無農薬のもの。。野草はそれがすべて揃っていて、私たちの身体に、その時季に必要な栄養を届けてくれます。この時季に食べた野草たちに元気をもらって、これから来る暑い季節を元気に過ごせたらいいですね。
土の上でだいじに手しごとして下さった皆さま、ありがとうございます 人
〈ご参加の方からの感想〉
聞いたことのないものも多くなかなか見分けがつかなかったです。植物を見て名前で呼べるようになれたらいいなと思います。
楽しい嬉しい心になれました。人間は自然と過ごすのが一番だと思います。
今日も美味しくいただくことができ感謝です。家に帰って早速作りたいです。
旬の植物の命をいただけるのは贅沢なことだし、日常で実践すれば、とても豊かな日々になるなと思いました。
参加者の皆で作っていただく食事はひときわ美味しく楽しい時間でした。日常の生活にも取り入れたいレシピが満載で早速実践します。
喉風邪をひいたとき、祖母が焼きねぎを巻きなさいと言っていたのを思い出して、こういう意味があったんだなぁと思いました。
などなど。。ありがとうございました。手しごとしながら、ご参加の方々の話題は多岐にわたり、コロナ禍での近況や書籍の情報交換、ご自分の畑やハーブの育つ様子、などなど、心と身体の栄養になる話題が絶えることなくはずんでいました^^ 明日を元気に生きる糧になりますように。
☆新型コロナウイルスの現状を把握したうえでの集いです。受け止め方はその方により様々です。風織のスペースを、心と身体を自分らしく健康に在るための、暮らしの学びと情報交換の場としてお過ごしいただければと思います。換気やスペースを広くお過ごしいただく等、マナーは守りつつ、ほっこり楽しく、しっかり学ぶひとときとなりますよう、現状で出来ることを続けていきたいと思います。
*次回も引きつづき土に立って季節の植物と過ごしたいと思います*
ブルーベリー摘みをたのしむ
2021.08.07. Sat.
例年にない暑さの続く江別です。近郊のブルーベリー農園さんを訪ねて、涼やかな大空のもと、皆さんでブルーベリーを摘みました。新じゃがも掘らせていただいて、さっそく、摘み立てブルーベリーと掘り立て新じゃがを使って、お昼ごはん作り^^ ブルーベリーのジャムも作りました。。
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では、行ってきます🌿
風織から車で6分。石狩川を渡ったら広がる空。
江別市内のブルーベリー農園さん。
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園主の方のお話しを聞きながら、さっそくブルーベリー摘み🌿
たくさん摘み取る方。。ベリーを眺めてたのしむ方。。土の感触と吹く風を満喫する方。。丁寧に栽培された旬のブルーベリーに皆さんうっとり^^
自然に栽培された新じゃがいもの芋掘りも、
させてもらいました。
土の中に手を入れると暑いこと・・
こんな暑い土の中にお芋さんがいたのですね。
掘り立ての新じゃが↓ 摘み立てのブルーベリー↓
☆さっそくお昼ごはんの食糧としていただきます☆
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風織に戻って、野菜とハーブの収穫。。
オレガノ バジル パセリ ルッコラ どくだみ トマト 細ねぎ などなど。。
皆さん、暑いなか土の上の手しごと、もくもくと^^🌿
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土の上の野菜やハーブ、野草は、台所に運ばれると。。
「食糧」に変身🌿
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ちいさなひとも、ふだん台所に立たないひとも、皆さん活躍してくださいました^^
畑にあるものは、自ずと旬のもの。。そして自分と同じ空気を吸って生きているもの。。そして、それが自然に育っていたならもっとうれしい。。
お昼ごはんが出来ました🌿
掘り立て新じゃがと生ハーブのピラフ
じゃがいもはキタアカリを使いました、炊きあがりにオレガノ パセリ バ
ジルを混ぜ込んで、旬のかおりたっぷりの炊きたてピラフに。
玉ねぎマリネとブルーベリーのサラダ
摘み立てのブルーベリーがごろごろ入った贅沢サラダ。マリネに はちみ
つ、レモン汁、白胡麻油を使うと、フルーティーな味付けでブルーベリー
がなじみます。ふのりを加えて海のもの、アクセントにピリ辛のルッコラ
を和えました。
細ねぎの酢味噌和え
秋に向けて間引きたい細ねぎを根元から引き抜きました。自家製梅酢と味
噌、はちみつで酢味噌和えに。
どくだみスナック
大きなハートのかたちのどくだみの葉を、米粉と海水塩の衣をつけて、白
胡麻油で揚げ焼きしました。花の咲く前の時季の葉より、酸味が加わって
しっかりとした濃いどくだみの味わい。一枚いちまいごちそうです。
トマトとピーマンのフィトケミカルスープ
ピーマンといただいたパプリカを炒めて、フィトケミカル出汁と焼き海水
塩、炊いたもち麦で冷たいスープに仕上げました。ざく切りトマトを加え
て出来上がり。
どくだみ すぎな 桑の葉の野草茶
桑の葉はブルーベリー農園さんで摘ませてもらったもの、どくだみとすぎ
なは風織の庭で8月にはいってから摘んで乾燥させたものを使いました。
15分煮出してから、ほうじ茶を加えて火を止めて常温で冷まします。春先
の野草茶よりしっかりうま味と甘味があります。
* * *
美味しくお食事中に、ブルーベリーのジャムを作りつつ。。ことこと火にかけておりました。
←仕込みはまず、洗って水気をふき取ります。。大ざるに入れて、大きなタオルで転がして水気をふき取ります。
☆呼吸をあわせてごろごろ^^
そのあとは、こんな感じに。。
☆水気をふき取ったブルーベリーを厚手の鍋に入れて、喜界島の素精糖を加えます(ブルーベリーの30%の糖分)→☆ブルーベリーから少しの水分がまわってきたら火にかけます。中火で加熱し、5分ほどで果汁が煮出してきます。弱火でさらに5分ほど、焦げ付かないように木べらで混ぜながら加熱します。→☆別の鍋で水からジャム瓶を煮沸します。ざるに取り上げて、瓶蓋はアルコールで拭き取ります。瓶が熱いうちに、熱い状態のジャムをビンの肩までレードルで注ぎ入れます。(耐熱手袋をして火傷に注意!)→☆蓋をしっかり閉めます。ジャムの温度が下がり始めて上手く脱気できると、瓶蓋がぺこっとへこみます。日付のラベルを貼ってできあがりです。
盛りたくさんの かおりたいむ、おしまいはとうきびの皮入りクラッカーに、出来たてブルーベリージャムをのせて試食^^ こころも身体もほっこりした皆さま、お話しは尽きず、良いエネルギーで満たされたなか終了しました。
🌿ご参加の方々からいただいた感想🌿
ブルーベリー摘み、野菜の収穫、料理…すべてとても楽しかったです!
ブルーベリーから摘むなんて…他にない唯一のジャムですね。
ジャム、帰宅してからいただくのが楽しみです。
それぞれの植物の味と香りがしっかりとして美味しいごはんで、エネルギーを感じました。
皆で作った新鮮野菜のお料理たくさん、とってもおいしかったです。
ハーブ入りのピラフ、家でも作りたいです。
タマネギのマリネにブルーベリー添え、マネします!
味、香りとも豊かな食事で、とても体に良いものを頂けました。
どれもおいしかったです。どくだみだけは苦手でした。でもどくだみの天ぷらなんてめずらしいから食べれてよかったです。
これさえなければ…と欠点も含めて認める事でレメディ―が届き始める話、胸に響きました。
農業のきびしさ、素晴しさを感じました。
などなど。。ありがとうございました 人
コロナ禍にあって風織のセンターにも日々問い合わせが続いています。社会全体がこの状況下で何が本当か、何が大事かに意識を向けているこの頃。
あえて皆さんとブルーベリー摘みに足を伸ばし。。庭や畑で収穫し。。摘み立ての食糧でごはんをつくり。。一緒に味わい。。そのときの気持ちをシェアする。土から食へ、食から身体へ、身体からこころへ。。植物のエネルギーが伝わって、まぁるく循環してととのっていく、そんなひとときでした。より自分らしく軸を持っていることで、自ずと自己治癒力が高まって、自分で自分を守れるようになっていけたら、きっと、もっと、深く呼吸をして、何が本当で何が大事か、自然と応えが見えて来るような気がします。
ご参加の方々の明日からのこころと身体の糧となりますように。
皆さまとブルーベリーさんと畑に感謝しつつ🌿
次回に続きます。。
たねをとってみる
2021.09.04. Sat.
涼やかな風が吹き始め、例年にない暑さの続いた夏も、一気に秋の気配となりました。植物たちを干したり、種を採ったり。。少しずつ秋の手しごとの始まりです。今回は、えんどう豆、イタリアンパセリ、カレンデュラなどの種を一緒に採りました。
* * *
この時季、カレンデュラは名残り咲きと種を付けた花柄が織りあっています🌿
初秋のさわやかな晴天、
まずはじっくり観察しつつ。。採種できる植物を探します。。
* * *
目が慣れないと「えっどこ、どれ?」となりますが・・
これです!
↓えんどう豆、亜麻、カレンデュラ、レモンバジル、イタリアンパセリ↓
* * *
植物たちは次の世代を残すためにおもしろいほどに、それぞれ特徴をもっていて・・
さやになっていたり、種にそっくりな萼をつけていたり、硬い殻に包まれていたり、えっホントにこんな奥に種がはいっているの?というくらい筒の奥にひと粒ずつ種を宿していたり、ひと枝に無数の種をつけていたり・・
↑写真はカレンデュラ。。種のサイズ分け🌿
↓イタリアンパセリ ↓えんどう豆
↑亜麻 ↑レモンバジル
ご参加の方、丁寧にていねいに、一粒ひとつぶ、たねを選り分けておられました。指からつたわるものがあります。。たねを次シーズンに引き継ぐ、たねから命の糧をいただく。。そこには植物とひととの循環がうまれます。
* * *
お昼ごはんの食糧を調達に、また畑へ。。
暑すぎたこの夏、残暑になって、ようやくハーブたちのちからが茂ってきました。この短い時季の楽しみは、フレッシュハーブパスタ🌿 摘み立ての葉物やトマトもいっしょに盛りつけ。いただいた有機のピーナツかぼちゃでポタージュスープ。 食後はこの時季限定のすいかで腎臓ケア。ハーブティーは庭を歩いて眼に止まったものを摘みました。。タイバジルとカレンデュラ。
バジル、オレガノ、セージをたっぷり使って、オリーブオイルとしっかり焼いた海水塩でシンプルなパスタ。カタバミの花を飾って。遅蒔きのルッコラ、赤水菜と水菜を添えて。
かぼちゃのポタージュスープは豆乳を使ってやさしい味に。秋の陽ざしをたっぷり浴びたカレンデュラの花びらを添えて。
ひょっこり見つけた採り忘れのきゅうりもいっしょに🌿
* * *
食後のお話は、たねのこと、土のミネラルのこと、腸内環境のこと。。話題はそのまま、いのちをいただく食について。動物性食糧であれ植物性食糧であれ、生きたものを食の糧をしていただくことに責任をもって感謝していただくことの大事さを確認する、貴重なひとときでした。
〈ご参加の方の感想より〉
手でたねをとって、手でより分けられるような暮らし、そんな時間を大切にとれるような、暮らしがしたいなと思いました。
自分のベランダにも野菜やハーブが沢山育てられたらいいなと思います。
土の姿をしているけれど、本来もつべきではないものをもっていたり、野菜の姿をしているけれど、本来持つべきものを失っていたり、私たちは、そういものに囲まれていきているのだなぁと感じました。
自分で選べるもの、自分で選ぶべきことをしっかりを見て、自分で自分のいのちを守っていける人でありたいです。
ご参加の方、たねと土と植物たちに感謝しつつ。。また次回に続きます🌿
これまでに沢山の方にご参加いただきました。
ときにこころを解きほぐし、
ときに身体の不調を癒し、
ときに社会の現実と真剣に向き合いながら、
植物の呼吸とともに良いエネルギーをシェアしてきました。
こころと身体がととのうことで自己治癒力が高まり、
本来の健康がうまれます。
ご自分の呼吸にあった大事なこと、見つけてみませんか。
これまでの風織のワークショップの活動の様子は、
こちらからご覧いただけます。