酷暑のなかお過ごしの方、大雨の影響のなかお過ごしの方にお見舞い申し上げます。
日々、健康相談にお越しの方々のお話を伺いながら、今お困りの身体症状にホメオパシーレメディーをお選びしながら、その症状の背景にある心の状態にも目を向けます。
それは今起きたことではなくて、遡ること何年も前に傷ついたことだったり、こちらから掘り下げてお聞きしないとご本人も覚えていないくらい幼少期のことだったりします。
でも、そのとき湧きだした感情を抑え込んで、悲しいときに泣かなかったり、怒っているのに我慢したり、本当はとっても怖かったのに平気なふりをしたり…そんな感情のひとつひとつが心の中に溜まって、そのうち身体が、その感情を肩代わりして、肺や肝臓や腎臓にしわ寄せして、身体の病気になってしまうことがあります。
はじめてホメオパシーのお話を聞きに訪ねて下さる方は、この話におどろく方もおられますが・・
身体の症状を改善するには、心の中の未解決な感情と向き合うことも、とても大事です。それをインナーチャイルドを癒すといいます。今世ご自分の人生の歩みの中で未解決な感情を癒す作業をしつつ・・
実はもっとその奥に、もって生まれた魂が、本来の生き方が出来ないことで、身体と心が病気になってしまうこともあります。それを癒すことは、今困っている症状見るだけでなく、その症状になりやすい体質を改善したり、なぜそう思ってしまうのかご本人にも分からない言動のくせをひも解くことが必要になったりします。
身体・こころ・魂を合わせてとらえて、ご相談をお受けしています。ホメオパシーレメディー、植物をアルコールに漬けたマザーチンクチャー、花のもつ力を水に込めたフラワーエッセンスを使って、そしてゆっくりお話しながら、その方のペースでご相談をお受けしています。
自分の身体が痛みと戦ったり、こころの苦しみと戦ったり・・ここにNo War.であることは、身近な人との間にNo War. であること、そして世界にNo War. であることへと繋がっていくのではと思います。
身体健やかに*こころ穏やかに*世界が平和でありますように。
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大暑末候・第36候(七十二候)
写真は、今年も咲き始めましたゲンノショウコ。
風織の敷地内に何種類かフウロソウ科の植物が自生していて、
花期に摘んで干すのですが、
6月、まだ開花前に、どうしても足元のゲンノショウコが
「摘んでつんでぇ」アピールするので「なんで今?」と思いつつ、
ひと株摘んで干して置いたら、
その4~5日後に、どうにも治まらないひどい下痢症状に悩まされて、
煎じて飲んだらぴたっと改善。
助けてもらいました・・
「おばあちゃんの知恵袋」には適いません。
花がとても綺麗なので、摘むのが畏れ多いのですが、
こうやって助けが必要なときのために、
時季を逃さず摘ませてもらっています。