かるた大会9回目。Sのすごさ・・

ひと冬さいごのあがきのような大雪吹雪になっている当別です。コロナ禍で不安定な今年度、受験の出題範囲も変更になったり、マスク着用の受験というだけでも例外を受け入れて励んでいる受験生には、雪の状況で交通機関が不安定なことが重なって、ほんとうに試される学年になっているようです・・もうひと息、元気に乗り越えることが出来ますように☆

（受験生の皆さん！ホメオパスも応援してますよ☆）

今日のかるたは、そんな受験前の人たちにもお役に立つでしょうか。今回で最終回のかるた大会です。。

「でてこないとげには シリカ」

「どなられた いらいらつもる スタッフサグリア」

「むかむか！ 腹がたってしょうがないとき スタッフサグリア」

「にきび ふきでものに ソーファー」

Sil.（シリカ）は珪土から作られたレメディ―です。誰の身体の中にも必要な生命組織塩のシリカですが、サミュエル・ハーネマンのマテリアメディカによると、とても多くの症状が記述されています。目やにで目が塞がる、むかつきと嘔吐、咳 膿を喀出する・・など、体内から体外へいらなくなったものを排泄する作用があり、実際、セルフケアでSil. を使う場面は、とげが刺さって抜けないときなど、異物の排泄に役立ちます。他にも、体が冷えやすい、めまい、頭痛など身体の基本的な弱さ、酸っぱいげっぷ、胃の圧迫、など消化器系の不調も、主な症状として記されています。体内の必須ミネラルとして、細胞間の結合を強くする役目があり、免疫を高めるミネラルとして重要なティッシュソルトレメディ―のひとつです。

Staph.（スタッフサグリア）は、ヒエンソウという植物から作られたレメディ―です。飛燕草と書くキンポウゲ科の植物で、燕が飛んでいる姿にも似たブルーの花が特徴です。かるた大会1回目でご紹介したAcon. と同じキンポウゲ科です。血圧低下や呼吸困難を来たすデルフィニンという成分を含んでいます。ハーネマンのマテリアメディカには、背中の痛みのため呼吸が出来なくなった… 胸部を締めつけ呼吸を妨げる収縮感… など、呼吸困難についての症状が記述されています。また精神面では、びくびくとした不安を掻き立てるような考えや過去の出来事が思い浮かぶ…不安になり冷や汗が出る…など、過去に傷ついた背景があること、怯えるような不安があることが、Staph. のレメディ―の特徴になっています。インナーチャイルドのセラピーにいらっしゃる方におすすめすることが多いレメディ―のひとつです。屈辱を受けたとき、プライドを傷つけられたときの、心の傷を癒すときに役立つレメディ―です。身体から老廃物が出るように、心の老廃物を出して心の中のスペースを広くすることも、自己治癒力を高まるためにとても大事です。このレメディーをとることで溜め込んでいた怒りの感情が、湧き出してくることもあります。怒りの感情を出すことはわるいことではありません、そこから本当の自分に出会えることもあります。。イライラしてつい、こどもに当たってしまって罪悪感になっているお母さん、そしてお母さんのイライラを受けとっているこどもにも、使うことが出来ます。イライラが溜まって、はけ口がない受験生にも・・かな。

Sulph.（ソーファー）は、硫黄から作られたレメディーです。硫黄も身体の中の必須ミネラルで、毛髪や皮膚、爪などを作り、ビタミンB群といっしょに働き、基礎代謝と関わるミネラルです。ハーネマンのマテリアメディカによると、下痢状の便、頻繁な便意切迫、直腸に切迫するような充満感…など、消化の問題とくに下痢の症状が挙げられています。また、掻くとただれるように痛む… 焼けるように痒い皮膚発疹… など皮膚の症状も特徴です。アトピー、湿疹、にきびなど、皮膚の症状があるときにも役立つレメディーです。急性の症状にセルフケアで使えるレメディ―ですが、ホメオパスの健康相談でも慢性病に使うことの多いレメディ―です。より深くはたらいて本来の治癒力を発動させるはたらきがあるので、排泄が高まることがあります。好転反応が強く出る可能性もあるので、今まで薬やワクチンを多く使ってきた方には、自己治癒力の働きが強すぎて、排泄が追いつかず辛い好転反応になってしまう場合もあり、使ってみたいけれど不安があるという方には、セルフケアよりも健康相談をおすすめします。（ヒヨコさんのニキビも治るといいね）

ホームキットの中の「S」から始まるレメディ―、こころにも身体にも、しっかりじっくりはたらくものが多いですね。レメディ―をとる度に、レメディ―が自己治癒力にスイッチを入れて、自分をより自分らしい方向に導いていきます。その分免疫が高まり、いざ身体に異物（本来身体の中にないウイルスなど）が入ってきたときに、異物に気付いて排泄して自分の身体を守る力がついてきます。それがホメオパシーの自然療法です。

2月、9回にわたって、レメディ―をご紹介しました。傑作のかるたさん、一枚いちまいに、ありがとう。登場してくれたキャラクターさん、これからも風織のセンターで、沢山の方々に読み上げてもらえることを願っています。作ってくださったご参加の方々に感謝。。

講座のなかでかるた大会をするときには、景品をご用意するので、皆さんかなり燃えてます（大人でもね/笑）。blogでは景品はないですが、4月からスタートの各講座に参加して下さる方には「ブログでかるた大会見ました」と言っていただけたら、風織のありがとうカードのポイント1パンダさんプレゼントさせていただきます☆　基本のセルフケア7回講座を、4月から月1回のペースで7回を予定しています・・水曜10：00～12：00・・詳細は追って、勉強会のおさそいページでお知らせいたします。ゆっくりじっくりセルフケアのこと、ホメオパシーのこと、お伝えします。ホメオパシートークが楽しいお茶の間勉強会、ご参加お待ちしています。

ここまでかるた大会をご覧くださり、ありがとうございました。

良い春が訪れますように🌿

※ここで取り上げているレメディ―の特徴は、効果効能ではなく、ハーネマンのマテリアメディカをもとに、原物質の特徴と同じような症状があるときに使うことで自己治癒力が高まり本来の健康体をとり戻す、という同種療法の視点でとらえています。ここではハーネマンの『マテリアメディカプーラ（日本語訳）』をもとにお話しています。

※当センターではホメオパシーのレメディ―をご紹介しておりますが、レメディ―等の販売は一切行っておりません。お困りの症状があるときには健康相談でレメディ―をお選びします。お気軽にお問い合わせください。